書誌レビュー一覧 1件~2件(全2件)

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夕凪の街桜の国

こうの史代著. -- 双葉社, 2004.
ISBN:4575297445
総合評価:

1

影を抱えて生きるということ

『夕凪の街 桜の国』は、3世代の時間軸を通して、戦争の“後”を生きる人々の姿を描いています。
前半では被爆者の心身に残る痛みが、後半ではその記憶を受け継ぐ世代の戸惑いが描かれ、時間を超えて続く影が浮かび上がります。
誰かが大声で悲しみを訴えるわけではないのに、登場人物の小さな仕草や、ふとした沈黙の中に、消えない痛みが確かに息づいている。
こうの史代さんの描く柔らかな線は、広島の日常をやさしく包み込む一方で、その裏にある影をそっと照らし出すように思います。
読み終えたあと、胸の奥に静かな波紋が広がるような、そんな余韻の残る作品でした。


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2

泣きます

初読時に泣いてしまいました。
辛いところもありますが、どこかあたたかくもある不思議な本です。


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